コクヨから家族のコミュニケーションツールの1つとして「はろここ」が、2023年3月29日に販売されました。
いろいろ端末が販売されているけど「はろここ」は、子ども用GPS端末なのよ。
loT技術を使用し、スマホやほかの端末と接続することにより、スマホをまだ使えない子どもの見守りができるため、注目されています。
「まだ子どもにスマホを持たせるのは早いかな」「学校にスマホの持ち込みは禁止されている」という方にも、GPS端末なら、登下校や留守番も安心です。
本記事では、はろここの特徴やメリット・デメリットを解説しています。
いつでも家族に見守られていることを感じられるため、子供がひとりになる時間も安心できるでしょう。
ぜひ、ほかのGPS端末を比較して、検討してみてください。
コクヨから子ども用GPSが販売|はろここの特徴
商品名 | はろここ |
価格(税込) | 6,930円 |
サイズ/重さ | サイズ:たて約49mm×よこ約49mm×奥行約17mm 重さ:約41g |
測位方式 | ・GNSS(GPS/みちびきQSZZ/BDS/GLONASS) ・Wi-Fi/基地局 |
バッテリー | ・測位頻度優先モード:1~2週間 ・バッテリー優先モード:2週間~1ヶ月 ・オフ:1~2ヶ月 |
特徴 | ・子どもの居場所をリアルタイムで検索 ・登録した場所の出入りで通知 ・移動履歴が確認可能 ・子どもからの居場所通知が可能 ・みまもり人数最大12人 ・ほかのコクヨ販売端末と連携可能 |
上記表は、「はろここ」の基本情報です。
はろここは、大手文具メーカーのコクヨから販売している、子ども用GPS端末です。
はろここは、子どもの居場所をリアルタイムで検索できるほか、登録した場所に出入りをしたタイミングを通知でお知らせしてくれます。
また、ボタンを押せば子どもからの位置情報が通知されるため、万が一のときも居場所がすぐにわかります。
測位頻度は1~2分に1回、または3~4分以内から選べます。
測位間隔が短くてもバッテリーが1週間もつなら、週末に充電すればいいわね。
長時間同じ場所にいるときは、スリープモードに変わって消費量が抑えられるんだよ!だから、最長約1ヶ月間ももつんだよ!
料金形態
本体価格(税込) | 6,930円 |
通信費(税込) | 580円 |
事務手数料 | 無料 |
上記は、はろここの料金形態です。
はろここは、まず本体を購入し、保護者のスマホに「はろここ」の登録をしたあとに通信契約をします。
通信費は初月無料で利用でき、事務手数料や解約金はかかりません。
初月無料で使えるなら、月の途中で契約しても費用はかからないのね。
試しに使ってみてもいいわね~!
アプリで家族全員見守りができる
はろここは、アプリの登録で最大12人まで同時に見守りが可能です。
はろここに使う「ハロファミアプリ」は、子どもだけでなく、アプリに登録したメンバー全員の予定も把握できるため、親・きょうだい・祖父母など、みんなで見守りができるでしょう。
また、はろここが設定した「よく行く場所」の出入り通知も、全員通知を受け取れます。
はろここで使用するアプリは、スマホの画面1つで家族全員のスケジュール管理や居場所確認も簡単に行えます。
アプリだけでも使えますが、スマホを使えない年齢の子どもや学校にスマホを持ち込めない子どもには、GPS端末を持たせることで、離れていても家族と一緒につながれる安心感が得られるでしょう。
はろここと同時に登録できる端末がある
コクヨから販売されている端末には「はろここ」のほかにも便利な端末が販売されています。
たとえば「はろたぐ」は、いわゆるスマートタグと同じ役割をもつもので、子どもの持ち物の取り付けて、忘れ物や落とし物を防ぐグッズです。
「はろたぐ」と「はろここ」を連携させて、はろたぐの現在地をアプリに通知することもできるんだよ!
さらに、自宅に置いてメッセージの送受信が可能な「はろもに」は、子どものお留守番の連絡に、手洗いや宿題などができたときにボタンを押して保護者に通知する「はろぽち」を使えば、習慣づけに役立つでしょう。
どの端末も、難しい操作がなく、スマホを扱えない子どもでも簡単に扱えるところが魅力ね!
子どもの安全を守る!はろここの4つのメリット
はろここには、次の4つのメリットがあります。
はろここのメリット
次から順番に解説していきます。
子供の位置情報が確認できる
はろここは、子どもの位置情報がリアルタイムで調べられます。
また、はろここの測位間隔は、2段階あり、1~2分間隔と3~4分間隔です。
ですから「帰りが遅いな」「もうすぐ、塾から帰ってくるかな」と気になったときも、すぐに調べられるでしょう。
移動履歴が過去90日までさかのぼれるから、子どもの行動範囲も把握しやすいわね!
スポット登録ができる
はろここは、スポット登録ができます。
スポット登録とは、子どもがよく行く場所をあらかじめ登録しておき、子どもが登録場所に出入りしたときに、保護者のスマホに通知が入るシステムです。
ですから「もう家に着いたかな?」「習い事に行けたかな?」と思ったときでも、プッシュ通知が入るため、わざわざ調べなくても把握可能です。
しかも、50ヵ所も登録できるんだよ!
これなら、行動範囲の広い子どもやきょうだいまとめて登録することが可能です。
また、ハロファミアプリは現在無料で使えますが、今後、プレミアムプランの導入が予定されています。※2023年10月時点
プレミアムプランでは、スポット登録数はプランによって異なるため、ダウンロード前にチェックしておきましょう。
子どもから発信できる
はろここ本体の中央にボタンがあり、ボタンを押せば保護者のスマホに現在地の地図が送信可能です。
そのため、万が一、危険な目に遭いそうなときは、ボタンを押して家族に知らせることが可能です。
塾の送迎や待ち合わせに使っても便利かも!!
子どもからの通信は、居場所の地図を送信のみのため、どんなときに使用するか、あらかじめ子どもと相談しておきましょう。
家族で見守りができる
先にも解説したように、はろここはアプリをダウンロードした場合、最大12人まで登録可能です。
ですから、祖父母やきょうだいを登録して、家族みんなで見守りができます。
また、登録する人によって色分けやキャラクターを選ぶことも可能です。
お姉ちゃんをピンク、弟をグリーンにして色分けすれば、きょうだいで見分けが付きやすくなるわね。
デザインもかわいいし、楽しみながら見守れそう!
はろここの2つのデメリット
はろここには、次のようなデメリットがあります。
はろここの2つのデメリット
次から、解説していきます。
メッセージが送れない
はろここは、子どもからの発信ができますが、あくまでも現在地の地図を表示するだけで、メッセージの送受信ができません。
急に出かけることになったから、連絡したんだけど…。
困ったなぁ。
自宅であればメッセージの送受信ができる「はろもに」を利用すれば、子どもにメッセージの送信が可能になります。
また、スポット登録やリアルタイムの位置情報が得られるため、アプリの登録している人同士で連絡を取り合って、伝えてもらえるかもしれませんね。
一度解約したら再契約できない
はろここは一度解約すると、同じ端末で再登録はできません。
はろここの使用料金は初月無料で、事務手数料や解約金も無料のため、気軽に試せるでしょう。
その反面「お姉ちゃんが使わなくなったから、弟が使えるまでおいておこう」「親戚の子に使ってもらおう」と、誰か別の子どもに使ってもらうことができませんので、注意が必要です。
使い心地は?はろここの口コミ
ここからは、はろここの口コミを紹介します。
まずは、位置情報に関する口コミです。
アプリも本体も可愛いので、子供が気に入ってくれてます。細かく位置や移動履歴を見たい人にはオススメできないですが、ざっくり何処にいるかを確認する分には良い商品だと思います。
引用:Amazon
はろここは、GPSやWi-Fi・基地局などを使用して位置情報を検索しているため、GPSが届きにくい建物の中でも広範囲にわたって電波をひろうことが可能です。
しかし、家族の行動がすべて1画面で確かめられるため、もしかしたらざっくりとしか確認できないのかもしれません。
次は、専用アプリの使い心地の口コミです。
専用のアプリがすごい!
インストールすると、子供側にも親の位置情報が共有されます。
親がどこにいるのか、いつ帰ってくるのか、予測ができることで、子供がこんなに安心するとは・・。
これまでは、少し帰りが遅いと不安になりお隣さん家に駆けこんだりしていた息子ですが、、家のタブレットにアプリをいれ、そこから私の位置情報を確認し、安心して待ってくれています。今では最寄り駅につくのを見計らって、「アイスかってきて」とアプリ上でボイスメッセージまで送ってきますw
家に続く最後の角を曲がると、満面の笑みの息子が玄関前で手を振っています。
引用:Amazon
一日の疲れが吹っ飛ぶ瞬間。。
この方は、自宅専用のタブレットにアプリをインストールして使用しているようです。
はろここは、自分専用のキャラクターを選べ、子どもが動くとキャラクターも移動するようになっています。
保護者のキャラクターを子どもに覚えてもらえば、保護者の居場所が一目でわかるため、子どもは安心できるかもしれませんね。
次は、スポット登録についての口コミです。
家とスポットの距離が近いと誤作動が多い。
引用:Amazon
誤作動によりしょっちゅう通知が来るので面倒。
経路表示設定しているが、道路じゃないところを通っていたと表示される為、経路表示する意味があるのか疑問。
Amazonレビューを見て機能が優れていると思って購入したのに、全然使えない上、本体価格と月額料金も高くてとても損した気分です…
購入を検討している方にはおすすめしません。
はろここの口コミが良いものが多いですが、なかにはあまり良くない評価もみられました。
端末の距離が近すぎると誤作動が多いという口コミです。
経路表示が正確かどうかは子供の居場所を知るためには、重要な事柄だといえるでしょう。
しかし、住んでいる地域や環境によっては、電波が届きにくい場合があります。
天気が悪くてもGPSの精度は変わるから、位置情報のずれは、どの端末にも起こるかも。
誤作動が起きてしまうのも困りものですが、ある程度の誤差は生じることも考慮しておきましょう。
はろここに関するよくある質問
まとめ
本記事では、はろここの特徴やメリット・デメリットを紹介しました。
はろここは、コクヨから販売されている、子ども用GPS端末です。
はろここに使用する「ハロファミアプリ」では、最大12人の登録可能で、はろここを使用している子どもと、アプリを登録した家族全員の見守りが同時にできるしくみです。
また、はろここ以外の端末も発売されており、うまく使えばどこにいても家族とつながりがもてるでしょう。
現在は、まだ販売されて間もないため、あまり多くの口コミはみられません。
しかし、悪い口コミは少なく、全体的に評判が良いと考えられます。
デザインのかわいさやデザインなど、楽しめるポイントも設定されています。
スポット登録や見守りできる人数が多いところが「はろここ」の魅力です。
「少しでも多くの人に見守ってもらいたい」「きょうだいも一緒に見守りしたい」と考える方は、ぜひ、はろここを検討してください。
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