スマホの買い替えをすると、手元に「使わなくなった古いスマホ」が残ることがあります。
下取りに出す方法もありますが、家族、とくに子供に譲るという選択肢は非常に実用的です。
近年は小中学生でもスマホを持つ割合が増えており、連絡や学習ツールとして欠かせない存在になっています。
しかし、「ただ渡すだけ」ではトラブルやリスクにつながることも。
この記事では、親の古いスマホを子供に譲る方法、初期設定の流れ、利用する際の注意点、安全対策について詳しく解説します。
使わなくなったスマホはどうしてる?子供にスマホを譲るメリット

1. コスト削減につながる
新しく子供用にスマホを購入すると、本体代金だけで数万円かかります。
しかし、すでに自分が使っていたスマホを譲れば、端末代が無料になります。
格安SIMや子供向けプランを組み合わせれば、月額料金も大幅に節約可能です。
2. 子供が安心して使える
親が使っていた端末は性能や使い勝手がわかっているため、トラブルが起きにくいのが利点です。
壊れやすい中古品を買うよりも安心感があります。
3. 学習や連絡手段として活用できる
学校の連絡や習い事のやり取りにスマホを使う家庭が増えています。
LINEなどのチャットアプリや、Google Classroomといった学習サービスを利用する際にも役立ちます。
使わなくなったスマホを家族に譲るための事前準備
親が使用しなくなったスマートフォンを家族に譲ることになった場合に、事前に準備が必要です。
特に、以下のような作業が必須となる場合があります。
各事前準備の進め方について、詳しく見ていきましょう。
1. SIMロックの解除
スマートフォンの場合、SIMカードを挿入するタイプのモデルであれば、SIMカードを挿入すれば通信できるようになります。
ただし、大手キャリアからスマートフォンを購入してそのキャリアと回線契約を結んだ場合、原則として他のキャリア回線では利用できません。
この設定のことを、SIMロックと呼ばれています。
2021年10月以前に購入したスマートフォンの場合、SIMロック解除しなければ違うキャリアで利用したり機種変更後に利用できません。
各キャリア別のSIMロック解除方法は、以下のとおりです。
ドコモの場合
ドコモの場合、誰でもすぐにSIMロック解除できません。以下の条件を満たした場合のみ、解除の手続きが可能です。
- 分割購入で購入日から100日経過していること
- 分割購入で、お支払い方法をクレジットカード払いに設定していること
- 端末購入サポートが適用された日から100日経過していること
条件を満たす場合、以下の手順で手続きしてください。
iPhoneの場合、「設定」→「一般」→「情報」において確認できます。
または、電話アプリで「*#06#」とダイヤル入力することで、15桁の番号でIMEIが表示されます。
Androidの場合でも、電話アプリで「*#06#」とダイヤル入力すれば、15桁の番号でIMEIを確認可能です。
My docomoにログインした後、手続きをクリックしてください。
メニューから「解約・その他」をクリックします。
SIMロック解除の項目で、「もっと見る」をクリックします。
「お手続きをする」をクリックして、続けて「次へ」をクリックします。
セキュリティコードの入力を求められるので、入力してログインをクリックしてください。
IMEIの入力を求められるため、IMEIを入力してSIMロック解除の注意事項を確認して「同意」にチェックを入れます。
受付確認メールの配信を受ける連絡先を選びます。
申請内容を確認して、「手続きを完了する」をクリックすれば完了です。
auの場合
iPhoneの場合、「設定」→「一般」→「情報」において確認できます。
または、電話アプリで「*#06#」とダイヤル入力することで、15桁の番号でIMEIが表示されます。
Androidの場合でも、電話アプリで「*#06#」とダイヤル入力すれば、15桁の番号でIMEIを確認可能です。
「SIMロック解除のお手続き(My au)」にアクセスします。
au IDのログインを要求された場合、au IDとパスワードでログインします。
SIM解除したいau電話番号を選び、[選択]をクリックします。
4桁の暗証番号を入力して「次へ」をクリックします。
auまたはUQ mobile で購入した端末を選択します。
なお、au解約後の端末や中古端末、スマホ単体購入の場合は、[その他の端末]を選択してください。
そして、SIMロック解除したい端末にチェックを入れて「次へ」をクリックします。
「解除の理由」と「連絡先」をプルダウンより選択して、「この内容で申し込む」をクリックしてください。
連絡先メールアドレス宛にメールが送信されるので、受信したメールに記載されたURLをクリックすれば、手続きは完了です。
ソフトバンクの場合
iPhoneの場合、「設定」→「一般」→「情報」において確認できます。
または、電話アプリで「*#06#」とダイヤル入力することで、15桁の番号でIMEIが表示されます。
Androidの場合でも、電話アプリで「*#06#」とダイヤル入力すれば、15桁の番号でIMEIを確認可能です。
My softbankにログインしてください。
トップページ右上の「メニュー」をクリックして、「契約・オプション管理」→「オプション」をクリックしてください。
画面下側にある、「SIMロック解除対象機種の手続き」をクリックします。
IMEI番号を入力して、「次へ」をクリックします。
「解除手続きする」をクリックすると、手続きが完了します。
2. スマホの初期化
家族にスマートフォンを譲る場合、もしスマートフォン内に個人情報が残っていても他人に知られるよりは大きな影響はありません。
それでも、家族には知られたくない情報がある場合はスマートフォンを初期化する必要があります。
また、連絡先やApple、Googleのアカウントがそのままになってしまうため、渡す相手が自分なりの設定をしたい際に初期化するのがベターです。
初期化は、各スマートフォンの初期化機能で簡単におこなうことができますが、事前にバックアップを取ったり各種アカウントからログアウトしておく必要があるため、忘れずに対応してください。
3. SIMの契約
もし、自宅以外でもスマートフォンを使用する場合は、SIM契約しないと使用できません。
SIMの契約については、キャリアやサブブランド、格安SIMなど様々な選択肢があります。
もし、通話程度しかしない場合で動画視聴やゲームなどは自宅のWi-Fiを繋いでおこなう場合は、3GBもあれば充分のケースが多いです。

使わなくなったスマホを家族に譲る具体的な方法
使用しなくなったスマートフォンを譲る準備ができたら実際に譲る形となりますが、譲った後のスマートフォンの利用方法として、以下の2つが考えられます。
各使い方における、具体的な利用方法やおすすめの方法などを、詳しく解説します。
1. SIM契約無しでWi-Fiで使う方法
SIM契約無しでWi-Fiで使う方法場合、使用できる範囲が大きく限定されて、自宅などWi-Fiが接続できる範囲となります。
また、ポケットWi-Fiなどモバイル通信できるデバイスを持っている場合も、あえてSIM契約せずスマートフォンを外出先で利用する方法もあります。
SIM契約無しでWi-Fiで使う場合は、Wi-Fi接続設定だけおこなえばすぐに利用可能です。
なるべく通信費用を掛けたくない場合や、主にWi-Fi環境が整った自宅のみでスマートフォンを利用する方におすすめの方法です。
また、通話機能を使用する機会がないという方にとってもおすすめの方法となります。
2. SIMを契約して格安で使う方法
SIMを契約して格安で使う方法では、はじめにSIM契約が必要です。
契約するSIMについては、大人向けでもキッズスマホ向けであっても、LINEMOがおすすめです。
特に、ミニプランを利用すればデータ容量は3GBしかありませんがLINEはギガフリーで利用できるため、主にLINEのみを利用されている方にとって最適なプランとなっています。
SIM契約して利用すれば、外出先でもWi-Fiが接続できる場所を探す必要がない点もメリットとなります。
特に、外出先でスマートフォンを利用する機会が多い方や、通話機能を利用する機会が多い方にとっては、SIM契約した上で利用する方法がベターです。


使わなくなったスマホを家族に譲る方法まとめ
まだ使用できるスマートフォンを機種変更などで不要になった場合、ただ処分してしまうのはもったいないものです。
不要になったスマートフォンは、家族に譲ることで有効活用することができます。
まだ機能的にも十分使用できるスマートフォンであれば、バッテリー交換などをおこなえばメイン機として十分使用し続けることが可能です。
また、キッズスマホ代わりに子供に渡すのもよいでしょう。
今回紹介した内容を参考に、使わなくなったスマートフォンを家族に譲ることも検討しましょう。





