近頃はインターネットに囲まれている環境で生活しているため、小さいうちからスマホのゲームを使用したり、動画を見たりする機会が多いのではないでしょうか。
子供専用のスマホを持たせたいけど、スマホの使いすぎが心配だわ。
子供にスマホを渡してしまうと、スマホを使いすぎで生活が乱れたり犯罪に巻き込まれたりすることが心配になる方もいるでしょう。
この記事では、フィルタリング設定でどのようなことができるのかを解説しています。
iPhoneやAndroidなど、端末にあるフィルタリング機能を利用したり、アプリを活用することで子供の安全を守る方法もあります。
ぜひ、最後まで読んで参考にしてください。
子供がスマホを持つリスクとは?
子供が塾に行きだしたし、スマホを持たせたいわね。
うちは共働きだから、子供とすぐに連絡を取れるようにしておきたいわ。
子供が成長すると行動範囲が広がるため、このように考える方もいるのではないでしょうか?
しかし、子供にスマホを持たせると、以下のようなリスクも考えられます。
- 有害サイトへのアクセス
- スマホ依存
- 有料アプリのダウンロードや課金
- 個人情報の流出
有害サイトとは、具体的にはアダルトサイトや暴力的・犯罪行為を誘うコンテンツなどです。
また、ワンクリック詐欺やアプリの課金などの金銭トラブル、SNSの投稿などで知らない人に会ったり、いじめなどのトラブルに巻き込まれたりすることも考えられます。
しかし、犯罪に巻き込まれているケースの92%は、フィルタリングの使用をしていない場合です。
(参考:インターネットトラブル事例集 平成29年度版)
スマホを利用できれば、快適で安心した生活を送れます。
子供にスマホを早く持たせたほうが良い理由を解説し、フィルタリング機能を活用しながら子供からスマホトラブルから守りましょう。
リスクはあるが子供にはスマホを早く持たせたほうが良い
子供に早くからスマホを持たせたほうがいい理由は以下の3点です。
- ITリテラシーを学べる
- 子供の行動範囲や興味が共有できる
- 子供と一緒にインターネットの使い方について話し合える
令和3年度⻘少年のインターネット利⽤環境実態調査では、子供がインターネットを使い始める年齢の調査しています。
低年齢(0歳~9歳)の子供でも74.3%がインターネットを利用しており、子供はスマホやネットが当たり前の環境であるため、早いうちからITリテラシーを学ぶ必要があります。
学校でタブレットの支給がされたから、利用する機会も増えたよ!
学校の授業でITリテラシーの学習をするけど、充分じゃないわよね。
子供とインターネットの使い方や家庭のルールについて話し合うことも大切ね。
また、子供の興味や行動範囲を把握できれば、SNSで知らない人に会ったり、個人情報の流出したりするトラブルからも子供を守れるでしょう。
子供のスマホトラブルは「フィルタリング」で補う
総務省による青少年インターネット環境整備法により、未成年18歳以上の青少年がスマホを利用するには、フィルタリングの設定が義務化されました。
フィルタリングと一口に言っても、電話回線・ネット回線・アプリそれぞれのフィルタリングをしなければなりません。
しかし、AndroidやiPhoneといった端末のフィルタリングの設定を行ったり、無料のアプリをインストールしたりするだけで一括管理できます。
他にも、通信キャリアのオプションを利用する方法があります。
アプリやオプションを活用し、子供のスマホトラブルをフィルタリングで補うことがオススメです。
フィルタリング設定でできることとは
スマホにかけられるフィルタリングは、以下のような設定ができます。
- 設定した時間帯の利用制限
- スマホの利用時間設定
- サイト閲覧履歴の確認
- 有料アプリの購入制限
- 課金制限
- 位置情報確認
利用時間の設定は「夜8時以降はWebサイトを閲覧できない」などの設定や「SNSなどのアプリの使用時間は1日1時間まで」といった制限ができます。
また、有料アプリのダウンロードや課金制限を設けることで、ネットの金銭トラブルを防ぐことも可能です。
検索履歴や位置情報の確認ができるものなら、さらに安心できるでしょう。
しかし、各サービスによってフィルタリング設定は変わりますので、確認をしてから利用するようにしてください。
有害サイトへのアクセス制限
フィルタリング機能の一つに、以下のような有害サイトのアクセス制限ができます。
アクセス制限には、アプリやウェブサイトの利用制限を設けるほかに、スマホそのものの利用時間の管理をすることも有効です。
サイトの閲覧先を確認できるだけでなく、子供の位置情報を確認できることは、子供が犯罪に巻き込まれることを防げます。
スマホの使用時間の制限
フィルタリングには、スマホそのものの利用制限の設定も可能です。
スマホの夜間利用は、睡眠不足を引き起こすため「次の日の朝起きられない」「眠くて授業が身に入らない」など、生活リズムが乱れたり、学習に悪影響を与える原因になります。
また、夜中のスマホを使っていると「SNSで知らない人とやり取りをしていた」「高額の買い物をしていた」などのケースも親は把握しきれません。
スマホそのものに利用制限があれば「夜9時以降は使わないようにする」などの家庭のルールに合わせられるから、便利ね。
アプリやウェブサイトの利用制限
フィルタリングには、アプリやウェブサイトの利用を制限する方法があります。
ウェブサイトの利用制限には、特定のサイトにアクセスできないようにする方法もあれば、サイトにアクセスする時間を制限する方法もあります。
また、使えるアプリを個別に設定できるため「ゲームは×、LINEは◎」といった限定した使い方や「YouTubeは1日30分まで」というように、それぞれの利用時間を決めることも可能です。
夜間はスマホの利用を制限し、昼間はアプリやサイトの利用する時間を決めて、子供が犯罪に巻き込まれる機会を減らせます。
位置情報や利用履歴の確認
フィルタリング機能として、サイトの利用履歴が確認できれば子供が何で検索してサイトを見たのか知ることが可能です。
また、塾や習い事で子供の行動範囲が広がったり親が共働きをしたりしていると、子供がどこにいるのか把握しにくくなるでしょう。
SNSの投稿などは、インターネット利用中ではなくても犯罪に巻き込まれるケースがあるため、フィルタリング機能を活用して子供を犯罪から守ってあげましょう。
【無料で使える】フィルタリングサービス
未成年の子供にはフィルタリングの設定が義務化され、大手キャリアをはじめ、無料で使えるフィルタリングサービスが利用できます。
主なサービスは以下の通りです。
- 有害サイトやアプリの利用制限
- アプリのダウンロード制限
- 利用状況の確認
- 位置情報
キャリアによっては、サイトやアプリの利用時間や曜日を年齢によって設定できます。
フィルタリングサービスを利用するためには、専用のアプリをダウンロードし、子供用のスマホと保護者のスマホで利用制限の初期設定をそれぞれ行う必要があります。
申し込みの有無や細かいスマホの操作は、キャリアによって異なりますので、使用前は確認してください。
GoogleChrome(グーグルクロム)のセーフサーチは、検索結果から有害情報を除外できるわよ。
各キャリアの「安心フィルター」
iPhoneやAndroidの端末に備わっているフィルターサービスや、無料のアプリを利用することもオススメです。
以下から、それぞれのフィルタリングできる内容と設定方法を解説します。
iOSの「スクリーンタイム」
iPhoneの端末の中にある「スクリーンタイム」を使用すると以下のような設定が可能です。
- 指定アプリの利用制限
- アプリのインストールや課金の制限
- 不適切なサイトやコンテンツの制限
まず、「設定」から「スクリーンタイム」を選択し「ペアレンタルコントロール」で、保護者の端末と子供用の端末の設定を行います。
それぞれ「スクリーンタイム」の中にあるメニューから制限したい内容を選択し、設定をしてください。
Androidは「ファミリーリンク」
Android端末の方は「ファミリーリンク」をGooglePlayからダウンロードして利用します。
- アプリ使用・利用時間制限
- スマホ利用時間設定
- 位置情報確認
「ファミリーリンク」は、保護者の端末から子供用のスマホ管理をできるところが魅力です。
制限用アプリをダウンロード
端末のサービス以外にもアプリを使って制限できます。
人気のあるアプリのフィルタリングサービスを、2つ下記に紹介しています。
アプリ名 | i-フィルター | スマモリ管理ツール |
フィルタリング機能 | ・有害サイトブロック ・インターネット利用状況確認 ・位置情報確認(Androidのみ) ・利用時間制限(曜日・時間帯設定可能) ・個人情報の流出防止(Windowsのみ) ・アプリ制御(Androidのみ) | ・利用時間設定 ・アプリ内課金制限 ・サイト・アプリ利用制限 ・サイト・アプリ利用履歴確認 ・位置情報確認 ・歩きスマホブロック ・動画視聴タイマー設定 ・動画視聴時間確認 |
利用する曜日や時間を設定したい方は「iーフィルター」がオススメです。
サイト・アプリ利用設定だけではなく、動画視聴の時間管理をしたい方は「スマモリ管理ツール」がオススメです。
フィルタリング設定にはデメリットもある
ここまで、スマホのフィルタリングサービスを紹介しました。
子供が小さいうちにフィルタリングなどの機能を活用しつつ、ITリテラシーを身に着けることが大切です。
しかし、フィルタリングは無料で手軽に設定できる反面、完璧ではありません。
各サービスによって
- GPS機能が使えない
- 課金制限ができない
- 各アプリへの制限ができない
などのできること、できないことが変わってきます。
子供の成長に合わせて、きちんと見守りをしたいのならトーンモバイルがオススメです。
トーンモバイルは、子供の年齢に合わせてアプリごとの利用有無や利用時間の制限を設定できる「トーンファミリー」という機能があります。
AIが搭載されており、居場所の確認や歩きスマホの防止機能もあるため、親の目が届かないところでもカバーできるでしょう。
トーンモバイルは、自撮り被害機能があるため、不適切な写真を撮られてしまってもブロックがかかります。
子供の年齢や理解度に合わせてフィルタリング機能が選択できるため、ぜひ、トーンモバイルを検討してみてください。
子供のスマホトラブルを守るのは親の役目
近頃は、インターネット利用の低年齢化が進んでいます。
ですから、フィルタリング機能を活用してスマホのトラブルから守ってあげるのが親の役目です。
子供は親が使うスマホの操作を覚えているため、親が気が付かないうちに、ネット詐欺や犯罪に巻き込まれてしまう可能性が高くなります。
トーンモバイルの「TONEファミリー」オプション(月額税込308円)を利用すれば、子供に適したフィルタリングやアプリの制限ができるため、子供の犯罪やスマホ依存から守れます。
2022年7月31日までに「TONEファミリー」オプションを申し込んだ方は、最大6か月間無料で利用可能です。
ぜひ、この機会にトーンモバイルを検討してみてくださいね。
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