送迎&いつも一緒にいた幼稚園・保育園時代が終わり、小学1年生になると急に子どもだけでの登下校が始まります。
事故に迷子に誘拐に…めちゃくちゃ心配なんですけど!
「トラブルに巻き込まれないか」「道を間違えないか」「寄り道をして帰ってこないかもしれない」など、登下校の不安は尽きません。
また仕事や用事で、親の出勤・帰宅時間に子どもの登下校時間が合わず、家での見送り・出迎えができない場合もとても心配です。
そこでこの記事では、そんな心配を減らす対策方法とオススメ防犯アイテムを紹介します。
小学1年生の我が子にも実際に使わせているから、効果は実証済み!
子供だけの登下校は、子供の自立への第一歩でとても大切なことです。
危険を防ぐようにしっかり安全対策をし、子供の成長を見守ってあげましょう。
小学生の登下校が心配な理由
Twitter上は、小学生の登下校を心配する親御さんの声であふれています。
まずは小学1年生になるタイミングが心配です。
女の子でも男の子でも、1人で登下校を許しているのは世界中で見ても日本くらいです。
度々、過激な犯行予告が教育委員会に送られることもありますが、犯人が捕まったとは聞きません。
集団下校でも、ふとした瞬間に迷子になる可能性もあります。
いろんな心配があって、とにかく不安!
小学生の登下校が心配な理由には、主に以下3点があります。
具体的な内容を見ていきましょう。
事故や事件などのトラブル
登下校時、一番の心配は「事故や事件などトラブルに巻き込まれる」ことです。
日本のどこかで毎日のように、小学生が巻き込まれたニュースを目にします。
巻き込まれた子のことを心配すると共に、我が子にも起こらないかとても不安になります。
また、「小学生の歩行中交通事故発生」の主な時間帯は、7時台と15-17時、事件は15-18時台発生という結果(※警察庁ホームページ)もあります。
どちらも登下校の時間帯に危険性が高いということがわかります。
自宅までの道順がきちんと分かるか
「自宅までの道順をきちんと覚えているか」も心配です。
何回道順を教えても、ふとした瞬間に勘違いしたり、忘れてしまわないか不安になるわ。
「子供の記憶力はすごい」と言っても、いきなり学校から自宅までの道を覚えることは子供にとって大変です。
「きちんと分かっていないのに登下校をしていたら…」と考えると不安になります。
寄り道などして迷ったりしていないか
子どもだけの登下校時に、「興味があることが多すぎて寄り道などして迷わないか」も心配の1つです。
一緒に歩いている時は子供の注意が外れても、親が正しい道に連れて行くことができます。
しかし友達や1人での登下校中では、虫や人・車や川など興味ある物に気を取られると、その方向に行ってしまい、元の通学路に戻すことは難しくなります。
つい、橋の下をくぐったり、塀があると登って飛び降りたくなるんだ〜。
寄り道などで普段と違う道で迷うと、子供の現在地を探し出すこともとても大変になります。
小学生の事故は「歩行中」が最も多い
小学生の重症・死亡事故の「約6割が歩行中の事故」、しかも「そのうち7割を1〜2年生の低学年が占める」というニュースが発表されています。
通学時間帯は大人も急いでいる「朝7時台」と、秋・冬は薄暗く周囲が見えにくくなる「夕方16時台」が多くなります。
いくら子供が気をつけて歩いていたり、地域ボランティアの方や学校の防犯パトロールの方が見守っていても、巻き込まれる事故を防ぐことはとても難しいと言えます。
毎日使う通学路だからこそ安心せずに、事故防止のために最大限の対策をすることが必要です。
小学生の登下校の心配を減らす方法
ここからは、実際にできる登下校の心配を減らす方法を見ていきます。
我が家はすべて実践することで、「子供自身に危険意識をしっかり持たせること」に成功したよ。
具体的な方法として、下記3点が有効です。
子供と一緒に登下校のルートを歩いて覚える
子供と一緒に登下校のルートを歩いて、子ども自身がしっかり覚えているか確認することがまずは大切です。
一緒に歩きながら、ポイントになる建物やお店を教えて、ルートを覚える手助けをしてあげてね。
この際、危険な道幅の場所や、信号・横断歩道があれば、左右確認して歩く・渡るなどの交通ルールも教えるようにしてください。
さらに「子供110番」の家や、コンビニなど危険を感じたり、トイレにいきたい時など緊急事態に利用できる場所も一緒に確認してください。
慣れるまで送迎する
子どもが慣れるまで親が送迎することも、心配を減らす方法の1つです。
子どもが道順を覚えているか、登下校時の周囲の様子はどうかなど、親が自分で実際に見てみると気付くことがたくさんあります。
我が家は近所のお友達と交代で送迎して、親の負担を減らしたわ。
「過保護に思われないか」と周囲の目を気にする親御さんもいますが、「慣れて大丈夫」と自分が確信できるまでの期間限定のことです。
「まだまだ小さい子どもの小学生を守れるのは自分だけ」と考えて、実践することをオススメします。
防犯アイテムを使用する
「防犯アイテムの用意」は、ぜひ実践して欲しい方法です。
主に防犯ブザーやGPS付きキッズ携帯は、実際の防犯にも役立つことはもちろん、子どもが目に見える場所に持っていることで「防犯に気をつけている」と思われ、不審者などに狙われにくくなるお守りの効果も発揮します。
我が家で実際に使っている防犯アイテムをここからは紹介するわね。
小学生の登校の心配を減らす防犯アイテム
ここからは小学生の登下校時にオススメの防犯アイテムについて、特徴とメリット・デメリットを紹介します。
「備えあれば憂いなし」というように、防犯アイテムは子供を守るのに最適なグッズです。
ぜひ、持たせてあげてください。
低コストは「防犯ブザー」で、色々な使い方ができて便利なのは「見守りスマホ」ね。
防犯ブザー
防犯ブザーはひもを引っ張るだけで、大きな音がして周囲に危険を知らせることができるアイテムです。
いざというときに大声が出せなくても、大きな音で周りにSOSを求めることができます。
- ひもを引くだけなので、使い方が簡単
- 安価な商品が多い
- ひもをスイッチ穴に戻すまで、大きな音が鳴り止まず焦ってしまう
- 子どもの現在地の通知機能はない
ただし、子ども用GPSとキッズスマホと違い、防犯ブザーでは「子どもの現在地」はわかりません。
「防犯ブザー」はランドセルの見えるところに付けられるので、不審者への抑止にもなるよね。
「防犯ブザー」は「子どもの現在地がわかる防犯アイテム」との併用がオススメです。
子ども用GPS
子ども用GPSとは、子どもの現在地・登録地点の出入りを親のスマホで随時チェックできる防犯グッズです。
似たサービスで、子どもが学校の門を通過した時間の通知が来る「ICカードタグ・ミマモルメ」も有名だけど、学校以外の地点を登録・通知はできないのよ。
子ども用GPSは防犯ブザーよりは高価ですが、スマホよりは月額使用料が安く、使い方も簡単です。
また、「まだスマホや携帯は持たせたくないけれど、位置情報は知りたい」という親御さんにぴったりです。
- 子どものランドセルに入れておくだけで、現在地がいつでもわかる
- 学校へも持ち込める
- 自宅や学校、習い事先などを登録すると出入り時間の通知が来る
- 複数の保護者のスマホで、子どもの位置情報を共有できる
- 料金は「一括買取り式」と「本体代+月額払い」の2種類だが、どちらも割高
「現在地」と「よく行く場所の出入り時間」がわかれば、万一、登下校時に迷子になった場合も履歴をたどって探すことができます。
さらにキッズ携帯やスマホと違って、子ども用GPSは学校への持ち込みもでき、いつでも持たせておけるので安心です。
ただし子ども用GPSは、初期費用として本体代約5,000〜10,000円と別に、毎月の使用料がかかるデメリットがあります。
一括買取は月額使用料はかからないけれど、20,000〜30,000円近い本体代費用が最初に必要。ちょっと高いよね。
子ども用GPSは、まず初めに使用期間を試算して「一括買取」にするか「月額払い」にするか決めることをオススメします。
見守りスマホやキッズ携帯
見守り機能付きのスマホやキッズ携帯なら、現在地の確認だけでなく、メールや電話でやりとりができ、同時にスマホに慣れる練習もできます。
- 現在地確認・登録地点の出入り通知が来る
- 子どもが迷子や困った時に、メールや通話で実際にやり取りができる
- スマホや携帯のルールを守って使うクセがつく
- 持ち込み禁止の学校が多い
- 本体代金+月額料金がかかる
さまざまな携帯キャリアから子ども用スマホ・キッズ携帯が発売されていますが、特に使いやすくてオススメはdocomoの見守りスマホ「トーンモバイル」 です。
- スマホでも月額使用料は2,000円以下と割安
- どのスマホキャリアよりもアプリ制限が細かく設定できる
- 子どもの端末だけで契約できる
- 2年以上使用すれば、違約金・解約金はかからない
トーンモバイル は、子どもと高齢者の見守りに特化した使いやすい低価格のスマホです。
機能は一般のスマホと変わらないですが、子どもに使わせたくないアプリや機能は遠隔でもブロックでき、Wi-Fi環境以外で動画再生はできない仕様で安心です。
トーンモバイル についての詳しい内容はこちらの記事を確認ください。
ただし、見守りスマホ・キッズ携帯は校則で持ち込み禁止の学校が多いのが現状です。
しかし学校へ持ち込めなくても、見守りスマホ・キッズ携帯があれば、登下校時に親が自宅に不在でも「家を出たよ」というやりとりをメッセージでしたり、遊びや習いごとなど通学路外での行動も把握でき安心です。
我が家では、学校へは「防犯ブザー+ミマモルメ」、習いごと・遊びに行く時は「防犯ブザー+トーンモバイル 」を持たせているのよ。
学校の校則を調べると共に、お子さんの行動に合った防犯グッズを組み合わせて持たせてあげてください。
まとめ
小学生の子どもだけの登下校は自立への一歩ですが、迷子・誘拐・事件・事故などの心配事もたくさんあります。
心配を減らす方法として「子どもと一緒に登下校ルートを歩く」「慣れるまで送迎する」「防犯アイテムを持たせる」の3つを実践してみてください。
また防犯アイテムとして、防犯ブザーと子ども用GPSか見守りスマホやキッズスマホの併用がオススメです。
「防犯ブザー」は周囲に危険を知らせることはできても現在地や行動を把握はできないので、「子ども用GPS」か「見守りスマホ・キッズ携帯」も持たせるといつでも居場所がわかり安心です。
見守りスマホなら、細かい制限ができて月額料金2,000円と安い「トーンモバイル 」がオススメ!
子どもの登下校に心配は尽きませんが、親が子どもを守る対策をしっかり行い危険を防止してあげましょう。
コメント