LINEの普及により、子どもたちもこの便利なコミュニケーションツールを使う機会が増えています。
しかし、親としてはどんな風に子どもがLINEを使っているのか、心配な点もありますよね。
とくに、不特定多数との繋がりや不適切コンテンツへのアクセスなどが不安点としてよく聞かれます。

お子さんとLINEができるのは便利ですが、友達同士でトラブルになったり、不審な人とつながったりする話はよく耳にしますよね。
実は、小学生の親の80%、中学生の親の70%が子供のSNS利用に不安を抱えており、必要以上に干渉しトラブルになってしまう事例が多くあります。
※参考記事:約7割の保護者が子供のインターネットやSNSの利用に不安を感じている
本記事ではLINEの代わりになるアプリの選び方と、LINEを安全に使用するための設定方法も紹介します。
本記事を読んで、子どもの安全を守りつつ、親子間で安心して連絡を取り合いましょう。
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LINEの代わりになるアプリってあるの?子どもに使わせるアプリの選び方


日本において、約8割のシェアを誇るメッセージアプリ「LINE(ライン)」。
子どもとの連絡手段としてとても便利なアプリですが、まだネットリテラシーが低い年代にとって、危険な面があるのも事実です。
例えば、LINEのIDやQRコードをインターネット上で公開したり、軽い気持ちで知らない人と「友だち」になってしまった結果、犯罪や詐欺の被害に遭うケースも報告されています。
また、表示される広告からゲームなどのアプリをダウンロード・課金してしまったり、LINEのストーリーやVOOM(ショート動画)などの遊べる機能で、子どもがスマホを使いすぎてしまうリスクもあります。



そうなのよね…でもLINEがないと連絡手段に困ちゃう。



LINEの代わりに連絡手段になるアプリは他にもあるから大丈夫!
子どもが使うアプリを選ぶ時には以下3つの条件が重要です。
- 広告の表示がない or 少ない
- 不特定多数の人と繋がらない
- 他のコンテンツと繋がらない
ここからは、上記3つの条件を考慮したLINEの代わりになる無料アプリをご紹介します。
親子の連絡手段にしたい!LINEの代わりになる無料アプリ3選


- Slack(スラック)
- GoogleChat(グーグルチャット)
- Life360(ライフサンロクマル)
※すべて無料プランあり。



どうしてこの3つのアプリがLINEの代わりに最適なの?



この3つのアプリは、「広告がない・不特定多数の人と繋がらない・他のコンテンツと繋がらない」っていう条件を考慮しているから、親子でより安全に使えます。
1.Slack(スラック)


Slack(スラック)は一般的にビジネスツールとして知られていますが、チャット・メッセージ機能はもちろん、画像動画の送受信などLINEと変わらない使い方ができます。
もちろん、Slackは電話番号がなくてもOK!
メールアドレスだけで登録できますので、親や兄弟が使わなくなったスマホがあればネット環境下でメッセージ・通話などLINEと同じように活用できます。
また、Slackの「ハドルミーティング」機能を利用すると、チャンネルやDMから音声・ビデオ通話もできます。
ゲームなどの広告の表示もありませんので、親としても安心ですね。
なお、Slack(スラック)は管理者(親)が参加チャンネルへ子どもをメンバーとして招待し、さらにその参加チャンネルを非公開に設定できますので、子どもが不特定多数と繋がる心配もありません。



これなら不特定多数ともつながらないし、子どもがアプリを使いすぎる心配はないわね!



コドモニ編集部のスタッフは、こんなふうに子どもとの連絡専用のチャットをつくってやり取りしています。


- 無料で使える
- 電話番号不要
- チャット・メッセージ、音声通話、ビデオ通話が可能
- 非公開チャンネルでやり取りできる
- 広告表示なし
2.Google Chat(グーグルチャット)


Google Chat(グーグルチャット)は、個人間のダイレクトメッセージや複数人(家族間)でのグループチャットが可能です。
チャット機能のほかにも、1対1の音声通話もできますので、親子の連絡手段としては十分活用できるでしょう。
もちろん、Google ChatもGmailアドレスがあれば電話番号不要で利用できます。
さらに無料プランでも広告表示がなく、他のコンテンツにも繋がりません。
また、管理者(親)がチャットなどの参加者を制限できるので、不特定多数の人と連絡を取ることもありませんよ。
なお、Googleサービスとの連携もできますので、GoogleカレンダーやGoogleドライブからスケジュールや写真を家族で共有するのも便利ですね。
家族が日常的にGoogleサービスを利用しているのであれば、特に利用しやすいでしょう。



Google Chatとカレンダーを連携すれば、家族の予定もリアルタイムで共有しやすいですね!
- 無料で使える
- 電話番号不要
- チャット・メッセージ、音声通話、ビデオ通話が可能
- 管理者(親)がチャット・メッセージ機能の参加者を制限できる
- 広告表示なし
3.Life360(ライフサンロクマル)


「子どもが今どこにいるか心配」「家族とスムーズに連絡を取りたい」——そんなときに便利なのがLife360(ライフサンロクマル)です。
Life360は、主に子どもの位置情報共有アプリとして使用されていますが、メッセージの送受信も可能です。
子どもとの連絡が取れない状況でも、位置情報が表示されるのは、親としても安心できます。
また、登録した地点での到着・出発の自動通知機能も。
あらかじめ自宅や習い事の地点を登録しておけば、子どもが親へ連絡しなくても自動で「〇〇に到着しました」と親のスマホに連絡が届きます。
さらに、防犯ブザーとしての機能も備えていますので、万が一のときはボタン一つで家族全員にSOSを送ることができます。
家族への安全連絡を怠りがちな思春期の子供との連絡ツールとしておすすめですよ。
なお、以前は広告の表示がなかったようですが、現在はLife360のアプリ内で広告が表示されています。



ただし、広告の頻度や内容は比較的控えめで、ユーザーからの不満は少ないようです。
- 無料で使える
- 電話番号不要
- 位置情報の共有(登録地点での自動通知機能あり)
- チャット・メッセージが可能
- 広告表示控えめ
- 防犯ブザー機能あり
以上が、子どもに安全なLINEの代わりになる無料アプリ3選でした。
なお、上記3つのアプリ以外にMicrosoftが提供する無料の通話・メッセージアプリ「Skype(スカイプ)」も、子どもの安全性の条件をクリアしたアプリでしたが、2025年5月5日をもってサービスを終了しています。
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この設定をしておけば大丈夫!LINEを安全に使う方法5選


LINEを使用する場合でも、以下の設定を行うことで安全に利用することができます。



なんだか設定が難しそう…



大丈夫ですよ!ひとつひとつの設定はとても簡単です。
詳しく説明していきますね!
1.友だち自動追加をオフにする
友だち自動追加機能は、連絡先に保存されている電話番号を元に、自動でLINEの友達に追加する機能です。



そういえば、友だちや知り合いでもないのに勝手に登録されることがあるわね。



そうなんです。電話番号の流失で見ず知らずの人に勝手に登録されることがあるから、子どもにとって危険な機能なんです。
友だち自動追加機能をオフにすれば、自分で承認した人しか電話帳に追加されません。
LINEを使うお子様には必須の設定です。
- ホーム画面右上の「設定(歯車マーク)」をタップ
- 設定にある「友だち」の項目を開く
- 「友だち自動追加」をOFFにする


2.メッセージ受信拒否にする
メッセージ受信拒否設定は、承認した友だち以外からのメッセージを拒否する設定です。
この設定を利用することで、子どもが不特定多数との接触を防ぐことができます。



子どもにLINEを使わせるなら、必ずした方が良い設定ですよ。
- ホーム画面右上の「設定(歯車マーク)」をタップ
- 設定にある「プライバシー管理」の項目を開く
- 「メッセージ受信拒否」をONにする


3.アプリからの情報アクセスを拒否する
LINEでゲームアプリをプレイしたとき、自分のプロフィール画像がランキングなどに表示された経験はありませんか?



ツムツムをプレイしたらそうなるわね。



それが「アプリからLINEへの情報アクセス」です!
これは、自動的にアプリがLINEの個人情報にアクセスすることで起こっています。
子どもがLINEを使うなら、アプリからの情報アクセスはオフにしておいた方が良いでしょう。
もしくは「お互いが友だちの場合は許可」にしておけば、不特定多数の人と繋がってしまうことは防げます。
- プライバシー管理→アプリからの情報アクセスをタップ
- [常に許可]・[お互いに友だちの場合は許可]・[拒否] のいずれかをタップ
- チェックマークがついたら設定完了


4.使っているスマホ以外からはログインできない設定にする
LINEでは複数のアカウントからログインする機能があります。
これは便利ですが、なりすましや乗っ取りなど、セキュリティ上のリスクも伴います。
お子様がLINEを使う際は、使用しているスマホ以外からはログインできないように設定しておきましょう。
- ホーム画面右上の「設定(歯車マーク)」をタップ
- アカウントをタップ
- ログイン許可をオフ


5.オープンチャットを利用制限設定にする
オープンチャットは、LINE上で匿名で誰とでも自由に会話ができる機能です。
テーマ別でチャットが用意されており、不特定多数との情報交換が可能です。
18歳未満は検索制限があり、LINEによる監視と違反時のアカウント停止措置で安全性は高められていますが、それでも不安は感じますよね。



オープンチャットはあまり子どもには使わせたくない機能ね。



それなら、スマホの設定で利用制限をすれば大丈夫です!
なお、iPhoneとAndroidで設定方法が違います。
下記はiPhoneでの設定方法です。
- 「設定」→「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
- 「コンテンツとプライバシーの制限をON」→「コンテンツ制限」→「Webコンテンツ」をタップ
- 「成人向けWebサイトを制限」→「常に許可しないWebサイトを追加」→「square-api.line.me」と入力


スクロールできます→




「保護者向けGoogleファミリーリンク」アプリの「Google Chromeのフィルタ」から制限してください。



Androidの場合は、親がGoogleファミリーリンクアプリを設定しなければいけません。詳しくは下の記事をご覧ください。


フィルタリングサービスの使用やスマホの使い方を話し合うことも大切!
さまざまな設定で機能を制限することができますが、まずは子どもとスマホの使い方をしっかり話し合っておくことが親としての責任です。
たとえば、LINE登録時にIDの作成をしないことや、個人情報や画像などを載せないようにするなど、最低限の身の守り方を教えておきましょう。



機能で制限するのは簡単ですが、どうして制限するのか、目的をしっかりとお子さんに伝えることが大切です。
子どものスマホには格安で安心して使えるLINEMOがおすすめ!


Softbankが提供する格安スマホ、LINEMO(ラインモ)。
LINEMOはフィルタリングサービスが無料なので、子供でも安心して使えることはもちろん、なんといっても料金の安さが最大の魅力です。



フィルタリングサービスを使えば、子どもが不審なサイトに接続していないか、あやしい人と連絡を取っていないか見守ることができます。
フィルタリングサービスを使えば、子どもが不審なサイトに接続していないか、あやしい人と連絡を取っていないか見守ることができます。
NTTドコモモバイル社会研究所の調査によると、小学生の通信費は3000円未満に抑えている家庭は87%で多数派です。





こうしてみると、1000円未満の家庭が39%もいるのね。どうやったらそんなに安くなるのかしら?



LINEMOのミニプランなら月額990円(※データ容量3GB含む)です!
子ども用のスマホにはLINEMOを使っているご家庭が多いようですよ。
LINEMOの料金や契約方法、フィルタリングサービスについては下記の記事で詳しくまとめてありますので、参考にしてください。


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まとめ


子どもの成長はあっという間です。小学生高学年、中学生と、身体はドンドン大きくなります。
しかし、それでもまだまだ子どもには、親の保護が必要です。
LINEの使い方ひとつとっても、始めから子どもだけで管理するのは不可能で、親が見守ってあげなければいけません。
本記事で紹介した、LINEの代わりになるアプリや、フィルタリングサービスを使い、多角的なアプローチで子どもの安全を見守りましょう。



でも、今は代わりになるアプリで連絡を取っても、いつかはLINEを使うわよね。



そうですね!
2023年11月のNTTドコモ モバイル社会研究所の調査によると、中学生全体のLINE利用率は85%に達しています。
いつかはLINEを使わなければいけないのなら、早いうちに使い方をしっかりと教え、親子間でSNSとスマホの使い方の意識を強化しておくことがおすすめです。
当サイトでは格安で利用できてフィルタリングサービスが無料のLINEMOを強く推奨します。
下記の記事でLINEMOの評判や、LINEMOをお得に契約できるキャンペーンを解説しています。
LINEMOのことが気になった人はぜひご参考にしてください。




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