キッズ携帯はいらない！iPhoneを月額1,000円で見守りスマホにする方法

そろそろ子どもにスマホをもたせようと考えているけど、やっぱり初めはキャリアのキッズケータイが良いのか、それとも以前使って余っているiPhoneをキッズスマホに活用できる方法はあるのか。

このように、考えることはありませんか？

結論を先にお伝えすると、キッズケータイは不要でiPhoneを月額1,000円で見守りスマホにすることを強くおすすめします。

本記事では、iPhoneをキッズケータイ化する方法を具体的に解説しています。

iPhoneを活用して月額料金を抑えて子どもに持たせたい方はぜひ参考にしてください。

ドコモ・au・ソフトバンクのキャリアのキッズ携帯がいらない理由

まず、ドコモ・au・ソフトバンクのキャリアからキッズ携帯が販売されていますが、大手キャリアのキッズ携帯は必要ありません。

大手キャリアのキッズ携帯がいらない理由は3つあります。

次から解説していきます。

端末が高い

キャリア	ドコモ	au	ソフトバンク
機種名	キッズケータイ　KY-41C	mamorino6 （マモリーノシックス）	キッズフォン3
端末代 （税込）	22,000円	22,000円	20,880円
月額料金 （税込）	550円	737円	539円
サイズ	・本体サイズ：約H107㎜×約W54㎜×約D13.4㎜ ・重さ：約109g	・本体サイズ：約H105㎜×約W550×約D14.1mm ・重さ：約101g	・本体サイズ：約H105㎜×約W520×D14.9mm ・重さ：約115g
特長	・登録相手と通話やメッセージができる ・防犯ブザー付き ・GPS機能 ・自宅Wi-Fiで帰宅通知 ・遠隔操作で自動応答可能に ・防水/防塵/高耐久性	・防犯ブザー（鳴ると写真と居場所・セコムへ通知） ・自宅Wi-Fiで帰宅通知 ・GPS機能（履歴あり）	・登録者以外のメールブロック ・サイト/SNS使用制限 ・撮影機能付き防犯ブザー ・家族通話とメール無料 ・居場所確認/位置情報確認/アシストガイドは別途料金が必要
詳細	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る

上記表は、3大キャリアのキッズ携帯の比較しています。

どのキッズ携帯も本体価格は2万円以上かかります。

位置情報の確認や防犯ブザーが付いており、家族間で通話やメールができるため、子どもに持たせたい機能は付いています。

しかし、子ども用機能を使用するためには、新しい端末の購入が必要です。

親が同じキャリアに契約していないと意味がない

大手キャリアのキッズ携帯を使用する場合、親も同じキャリアを使用する必要がでてきます。

子どもだけの契約もできますが、GPS機能といった子ども用に使いたい機能が使えなくなるため、子ども用に携帯を準備する意味がなくなってしまいます。

ソフトバンクでは格安SIMのワイモバイルでも対応していますが、ドコモのahamoやauのpovo・UQモバイルには対応していません。

ネットやLINEが使えないのですぐに買い替えが必要になる

キッズ携帯は、親と通話やメールをするなど、連絡を取り合うことが可能です。

突然のトラブルや連絡したいときに電話がかけられるため、親と離れて過ごしていても安心できるでしょう。

しかし、キッズ携帯はインターネットが使えないものや、制限されているものがほとんどです。

現在では学校でもインターネットを使う機会が増えており、タブレットで授業をすることもあります。

インターネットで調べものをしたり検索をしたりするため、キッズ携帯の機能は少し物足りなく感じるでしょう。

また、少し大きくなれば周囲の友達もスマホを持つようになり、すぐにLINEが必要になると考えられます。

iPhoneをキッズケータイ化させる方法

iPhoneユーザーの方は、以前使用していたモデルが余っているという方もいらっしゃるかと思います。

お家に眠っているiPhoneは、新たに格安SIMを契約して使用することでキッズケータイ化して利用することができます。

これまでたくさんの格安SIMを子ども用に最適か比較してきましたが、その中でも特に子ども用にオススメの格安SIM会社は次の2社です。

使用前の設定の仕方は簡単で、iPhone用の格安SIMを購入し、端末にSIMを挿入しAPN設定をおこなえば、すぐに使えます。

ここからはおすすめの2社を詳しく解説していきます。

トーンモバイル

まずおすすめするのが、見守り機能が充実した「トーンモバイル」です。

メリット	デメリット
月額料金が安い TONEファミリーで見守り機能充実 LINEの使用が可能 動画以外のインターネットが使いたい放題	SIMのみの購入は、オンライン契約不可

上記の表は、トーンモバイルのメリットとデメリットをまとめています。

トーンモバイルの基本料金は、インターネット使いたい放題で1,100円（税込）で、月額料金が安く使用できます。

また、TONEファミリーのオプション（税込308円）に入れば、GPSで位置情報を把握することやアプリ制限など、充分な子どもの見守り機能が使えるでしょう。

iPhoneを使用するため、LINEを使うことも可能です。

インターネットが使いたい放題でも、1G以上の動画視聴をする際は動画チケットの購入が必要となるため、使い過ぎやスマホ依存を防げます。

トーンモバイルでSIMカードを申し込みする場合、オンラインでのお手続きはできず全国のドコモショップで契約できます。

トーンモバイルをiPhoneで使用する詳しい方法は、下記の記事で解説していますのでぜひ参考にしてください。

LINEMO

トーンモバイルよりも安い月額990円で運用できるのが、ソフトバンクのオンライン専用プラン「LINEMO」のミニプランです。

メリット	デメリット
月額990円（税込）で安い ソフトバンク回線で高速通信 LINEがギガフリー フィルタリング設定無料 ミニプランを新規・乗り換えで、半年間実質無料	店舗がないため、自分で設定が必要

上記の表は、LINEMOのメリット・デメリットをまとめています。

LINEMOのミニプランは、3GBのデータ通信量がついて月額基本料金990円（税込）となっており、月々の負担が少なくてすみます。

しかも、LINEMOは「LINEギガフリー」のため、LINEのトークや通話に使う通信量は使いたい放題です。

更には格安SIMのようにキャリアの回線を借りて運用しているとは違い、ソフトバンク回線そのものを使用できるため、格安SIM並に安い金額でも高速通信が可能になることも大きなメリットのひとつです。

無料でフィルタリングサービスも使用できるため、有害サイトに接続したりSNSのトラブルに巻き込まれることもないでしょう。

今なら、LINEMOのミニプランを契約すると、PayPayポイント990円分が6か月間もらえるキャンペーン中のため、実質半年間無料で使えることになるため大変お得です。

iPhoneをキッズケータイ化するときの注意点

格安SIMさえ準備すれば、自宅のiPhoneを使えるため初期費用がかなり安くすみます。

iPhoneをキッズ携帯として使う際は、次のようなことに注意しましょう。

どのような点に気を付ければ良いのか、順番に解説していきます。

iPhoneのモデルはシリーズ6以降のSIMフリータイプのもの

先に紹介したトーンモバイルもLINEMOも、iPhone6以降のモデルからしか使用できません。

また、端末はそれぞれ使える回線が決まっているため、ドコモ・au・ソフトバンクなど、どこの回線が使えるのか確認しておきましょう。

現在の回線と違う回線を使いたい場合は、使用している電話会社に連絡をして、SIMロックを解除してもらいましょう。

また、どの回線でも使える「SIMフリー」の端末を購入する方法もあります。

格安SIM会社でSIMカードを購入する際は、現在使っている回線と同じ回線のSIMカードを購入するか、SIMフリーの端末を準備し、好みの格安SIM会社のSIMカードを選ぶようにしましょう。

SIMロック解除の手続きは、インターネットで申し込むか、店頭で依頼する方法があります。

APN設定が必要

APN設定は、スマホがインターネットに接続するために必要な設定です。

APN設定は、Wi-Fi環境のあるところでおこないましょう。

5分もあれば簡単にできる設定です。

SIMカードが届いたら、iPhoneにSIMカードを差し込みます。

使用する格安SIM会社のAPNプロファイルをインストールができれば、完了です。

詳しい操作方法は、格安SIMを購入した際に設定方法の説明書が届くため、確認しながらおこなえば、誰でも設定できますよ。

フィルタリング設定してから持たせる

子どもにiPhoneをキッズ携帯として持たせる場合は、あらかじめフィルタリング設定をしてから持たせるようにしましょう。

フィルタリングは、危険なアプリや有害サイトから子どもを守るサービスです。

フィルタリングサービスを利用すれば、アプリ制限やアプリ利用時間など、年齢に合わせた強度も決められます。

勉強に使用することや友達とのやり取りをするためにも、ある程度インターネットは必要です。

持たせる前にフィルタリング設定をおこない、使いすぎを防ぐようにしましょう。

まとめ

本記事では、自宅にあるiPhoneをキッズ携帯として使用する方法を紹介しました。

大手キャリアで販売しているキッズ携帯は、端末代が2万円以上と高額で、親と同じキャリアでなければ見守り機能は使えません。

自宅にiPhoneが余っている、または中古のiPhoneを格安で購入すれば、格安SIMを使って自宅のiPhoneをキッズ携帯として使わせることが可能です。

ぜひiPhoneでお得なキッズケータイを活用してください。