家族4人のスマホ代の平均は？毎月の家族の携帯代が高い理由とその解決方法を徹底解説

最近では、小学生であってもスマートフォンを持つのが当たり前になっています。

習い事や友達と出かけた際に、事故や事件に巻き込まれないように我が家でも小学校低学年の子供に持たせています。

家族全員にスマートフォンを持たせる場合、月々の費用が大きな負担となってしまうケースもあります。

では、4人家族の場合だと、月いくらくらいのスマホ代がかかってしまうのでしょうか。

この記事では、毎月の家族の携帯代が高い理由とその解決方法を徹底解説します。

家族のスマホ代の平均額はいくら？

家族4人の毎月のスマホ代を「クラウドワークス」で調査したところ、家族4人で24,000円前後のスマホ代がかかっているという結果になりました。

上記のような構成でスマホを利用している方がもっとも多かったです。

4人家族で平均24,000円という高額なスマホ料金を、仮に月々6,000円台にできたらどうでしょうか？

年間利用してもわずか80,000円以下で抑えることができ、これまでよりも年間で20万円以上お得になります。

ここからは家族のスマホ代が高くなってしまう主な原因と、お得に利用するための方法を解説していきます。

家族のスマホ代が高くなる理由

アンケートを集計した結果より、家族のスマホ代が高くなる大きな理由として、以下3つが考えられます。

それぞれの理由について、詳しく解説します。

キャリアを使っている

スマホ代がとても高いと感じる大きな理由は、大手キャリアのサービスを利用しているためです。

大手キャリアとは、主に以下の会社を利用している場合です。

大手キャリアの場合、基地局や通信アンテナの設置費用に大きな費用をかけています。

スマートフォンでは、いかに繋がりやすく高速通信できるかが重要です。

そこで、設備投資に大きな費用をかけている関係上、それが月額費用に転嫁されているのです。

さらに、少しでも多くのユーザーを確保しようと有名タレントを広告に起用しているため、広告費用も多く使用しています。

以上により、どうしても費用が高くなってしまいがちです。

実際に、大手キャリアでは以下のようなプラン費用に設定されています。

大手キャリア	大容量プラン	容量が少ないプラン
NTTドコモ	60GB：7,205円（税込）	1GB：1,815円（税込）
au	無制限：7,238円（税込）	1GB：2,178円（税込）
ソフトバンク	無制限：7,238円（税込）	1GB：3,278円（税込）

以上のように、大容量プランともなれば7,000円を超える費用設定となっています。

ただし、実際には60GBを1月で消費するのは不可能であり、容量が少ないプランが視野に入ります。

それでも、1GBで2,000円前後の料金に設定されており、割高感があるのは事実です。

高額な端末を分割購入している

昨今、スマートフォンの価格が高騰化しており、ハイスペックモデルともなれば10万円を超えるのが当たり前になっています。

また、ロースペックなスマートフォンでも数万円かかり、家族全員のスマートフォンを一括で購入できないという場合も多いです。

そこで、高額なスマートフォンの場合は以下の回数で分割払いで購入する場合があります。

例えば、12万円のスマートフォンを12回で分割払いしたい場合、月10,000円の返済が必要です。

これにより、月額料金が非常に割高に感じてしまいます。

不要なオプションを付けている

月額料金が高く感じるケースとして、無駄なオプションを付けている場合があります。

オプションは、自分に合うものを選択して利用すればお得になるものの、オプションを付ければ初期的に割引を受けられるため、使用しないオプションを付けている場合もあるのです。

また、使用しようと思っていたものの、実際には使用していないオプションも意外と多く、一つ一つの費用は決して高くないものの、トータルすると高い費用となっている可能性があります。

家族のスマホ代を安くする方法

家族のスマホ代を少しでも安く抑えたい場合、様々な観点で料金を抑える方法を検討する必要があります。

特に、以下に着目することをおすすめします。

各方法について、詳しく解説します。

格安SIMや中古端末を利用する

少しでもスマホ料金を抑えたい場合、大手キャリアではなく格安SIMなどに乗り換えるのが鉄則です。

かつては、携帯電話会社を変更するためのハードルが高かった時期がありましたが、今ではナンバーポータビリティによって携帯番号をそのまま持ち越すことが可能です。

また、キャリアメールではなく別サービスのメールを使用すれば、メールアドレスが消失しても困ることはありません。

格安SIMの乗り換えでネックとなるのが回線品質ですが、格安SIMの中には大手キャリアと遜色ない回線品質を確保している会社も多いです。

格安SIMに乗り換えれば、月額料金が1,000円以下のものから高くても3,000円ほどに設定されているので、大手キャリアから半分以下に抑えることができます。

また、スマートフォンの端末費用も少しでも安く抑えることも重要です。

新品の高級スマートフォンではなく、中古端末でも状態が良いものが多く存在します。

また、常にスマートフォンは進化しているとは言え、1年落ち程度のモデルであれば全く違和感なく利用できます。

よって、中古端末の中でより状態のよいものを購入して利用するのがおすすめです。

無料通話を活用する

スマートフォンでは、通話料金をいかに抑えるかも重要となります。

大手キャリアでは、同じ会社同士であれば通話料無料というサービスが用意されている場合が多いです。

一方で、格安SIMの場合は通話は基本優良であり、オプションを付けると高い費用となってしまいがちです。

そこで、LINEの通話機能を活用するなどすれば、通話料を大きく抑えることができます。

当然、自分だけでなく通話先の相手が無料通話に対応している必要がありますが、無料通話をぜひ有効活用しましょう。

オプションを見直す

各通信会社では、さまざまなオプションが用意されています。

一見すると便利なオプションが多いですが、実際には契約しても使用しないオプションが多いものです。

代表的な使用機会の少ないオプションとしては、以下があります。

また、留守電や端末保証、各種コンテンツなどのオプションも不要な場合が多いです。

そこで、不要なオプションを解約することで、費用を抑えることができます。

キャリアから格安SIMに乗り換えない理由とその解決方法

スマートフォンの料金を抑えるためには、大手キャリアから格安SIMに乗り換えるのが鉄則です。

ただし、乗り換えに二の足を踏んでいる方が多いことは、アンケート結果からも明らかです。

では、なぜ乗り換えに躊躇してしまうのでしょうか。

ここでは、大手キャリアから格安SIMに乗り換えない理由とその解決方法を紹介します。

格安SIMは通信が安定していなそう→キャリアのオンラインプランなら安心

大手キャリアの場合、常に安定して通信できるように設備投資を怠っていません。

一方で、格安SIMの場合は基本的に大手キャリアの空き回線を間借りして使用しているため、大手キャリアと比較すると安定していないイメージが強いです。

実際に、大手キャリアと比較して不安定になり速度が遅いケースが多く見られます。

ただし、格安SIMの中には大手キャリアのセカンドブランドも存在し、大手キャリアと同じ回線品質で提供されている場合があります。

また、どうしても心配であればキャリアのオンラインプランである、ahamoやLINEMO、povoを利用しましょう。

上記3サービスの場合、大手キャリアの回線を使用しているため安定して通信が可能です。

手続きが面倒くさそう→オンラインで誰でも簡単

最近では、実店舗を持たずに申し込みなどはすべてオンライン上で対応して、費用を抑えてサービスを提供している場合があります。

この場合、大手キャリアのように手厚いサポートがなく、手続きが面倒という声が多いです。

過去、通信会社の乗り換えをおこなった経験がない方の場合、確かに手間がかかってしまうのは事実です。

ただし、格安SIMの場合は基本オンラインで10分以内で簡単に乗り換えでき、ホームページ上で乗り換え手順も公開しているので安心です。

店舗サポートがない→オンラインですぐに解決できる

格安SIMの場合、実店舗がないのでサポートが受けにくいイメージがあります。

ただし、オンラインのチャットなどですぐにサポートを受けられる場合も多いです。

また、オンラインで自宅にいながらサポートできると考えれば、むしろプラスに作用する場合もあります。

家族で契約するならスマホはどこが安い？おすすめの通信会社

家族全員がスマートフォンを利用したい場合、特に以下の通信会社を利用すると安く利用できるのでおすすめです。

各おすすめポイントなどを、詳しく解説します。

安い・速い・使いやすいの三拍子揃った「LINEMO」

LINEMOは、ソフトバンクの格安プランとして誕生したサービスです。

LINEMOは、安い・速い・使いやすいの三拍子揃っていることで有名です。

安定かつ速度の速いソフトバンク回線を利用しているため、繋がりやすさに魅力を感じているユーザーが多くいます。

LINEMOの料金プランは20GBと3GBプランの2種類存在します。

さらにLINEMOの魅力はやすさだけではなく、LINEはギガフリー扱いとなります。

さらに今ならめちゃめちゃお得なキャンペーンが開催されており、LINEMOのミニプランを新規契約・または他社から乗り換えるだけで実質12ヶ月分無料で利用ができるんです。

そのキャンペーン内容が

と言うもの。

子どもに格安スマホをもたせるなら「トーンモバイル」

トーンモバイルは、ドコモが提供している格安プランの1つです。

月額1,100円（税込）で、動画以外のゲームやSNS、ネット検索などが使い放題で利用できます。

また、動画についても月1GBまで利用でき、不足した場合は追加することも可能です。

さらに、安心の見守り機能であるTONEファミリーがあり、小さな子どもに持たせるスマートフォンの通信会社として最適な選択肢と言えます。

使う分だけ支払う店舗サポート可能な「楽天モバイル」

楽天モバイルは、第四のキャリアとして登場したサービスです。

格安料金で利用できることで知られており、月20GBを超えても3,278円（税込）で利用可能であり、使用したデータ量が少なければさらに安い料金となります。

また、楽天モバイルではRakuten Linkアプリを利用すれば国内通話が無料でかけ放題という特徴があり、普段通話する機会が多い方にもおすすめできます。

ほかにも、楽天モバイルショップで各種サポートを受けられるため、サポートがないことに不安を感じている方にもおすすめです。

キャリアから格安ブランドに乗り換える方法

ここでは、大手キャリアから格安ブランドに乗り換える方法を紹介します。

家族のスマホ代が高い理由とその解決方法まとめ

家族のスマホが高い理由には様々なものがありますが、大手キャリアを利用しているのが主な原因です。

今回紹介したように、意外と簡単な手順で大手キャリアから格安SIMなどに乗り換えることができます。

また、不必要なオプションを解約するなどによっても料金を抑えることができますので、今回紹介した情報を参考にして安くスマートフォンを利用しましょう。